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■旅行用語集

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アドオン運賃
国際線と同時に予約すると割引になる国内線部分の運賃のこと。他の地方から成田空港や関西国際空港などを経由して海外旅行に行く人はチェックしたほうがよい情報である。ただしアドオン運賃の割引率は時期などによっても異なり、他の割引運賃と比べて最も得というわけでもないようである。なお、航空会社によってはアドオン運賃に相当する国内線の部分が無料となる場合もあるので、旅行代理店に確認の上、利用航空会社を選ぶ際の検討材料に加えることもできる。
アメリカンブレックファースト
一般には、コンチネンタルブレックファースト (※) で出されるメニュー (パンにコーヒー (または紅茶) 、バターやジャム、ジュース類など) にさらに卵料理やハム、ベーコン類などが付いた朝食のことを指す。

アライバルビザ
鉄道や飛行機、船舶などである国へ入国しようとする際に、入国地点のイミグレーションで発給されるビザのこと。「到着ビザ」ともいう。日本の、パスポート (※) 保持者に対して観光目的のアライバルビザを発給している国の例として、ラオスやインドネシアがある。アライバルビザの発給にあたっては国ごとに求められる申請書類が異なっていたり、またあまりにもローカルな入国地点では、そもそもビザの発給を行っていなかったりすることもあるので、事前に入国予定地点でのビザ発給の有無や申請書類などをチェックしておいた方がよい。
イーチケット(e-ticket)
電子航空券のことで、航空会社のホストコンピュータ上にしか実体がない。たとえば特典航空券などの場合に発行される。プリンタまたはFAXがある場合、電子航空券の「控え」として紙媒体に印字すれば、その後は従来の航空券と同様のスムーズな使い方が出来る (昨今では、旅行代理店で格安航空券を購入した際、バウチャーではなくイーチケットの控えを渡されるケースも増えてきた) 。ただしどうしても印刷できなかった場合 (この方がイーチケットの本来の姿であるはずなのだが) 、たとえば出発空港でチェックイン前の荷物検査で航空券の提示を求められた場合も、一瞬困った顔をされるがイーチケットであることを告げれば問題はない。なお、プリントアウトされた紙自体はあくまでも情報の控えであり、これを紛失しても自分が搭乗する航空機の便名や日時、パスポート (※) 情報等をカウンターで告げれば搭乗券が発行されるので、何ら問題はない (→「チケットレス」の項目も参照)。
イエローカード
予防接種証明書のことで、予防接種の種別、接種年月日、医療機関名などが記載されている。一定の感染症、例えば黄熱病が発生・流行する可能性のある地域(ブラジルのアマゾン地帯など)に入境する場合や、黄熱病の流行地域を経由して入国する場合などに黄熱病の予防接種証明書の提示が求められることがあり、それがないと入境を拒否される。証明書は、予防接種を行っている医療機関に頼めば発行してもらえる

イングリッシュブレックファースト
基本的にはアメリカンブレックファースト (※) と同じような内容だが、イングリッシュブレックファーストの場合、ベーコンや卵料理のほか、さらにソーセージや焼きトマト、マッシュルームのソテー、煮豆、ハッシュドポテトなど (全てではなくそれらのうちのいくつか) がメニューに加わることがある。あらかじめ決まったメニューのこともあれば、最初宿泊客に聞いてそれらのうちからいくつかを選ばせる、あるいはビュッフェ形式にして宿泊客に自由に取らせる、といった形態のものもある。
ウインドウ (Window)
機内窓側の席のこと。あまり海外旅行慣れしていない人が比較的こちらに座りたがるが、長距離のフライトでは、特にエコノミークラスは長時間狭いところに閉じ込められる上、トイレに立つにも通路側の乗客に気兼ねしなければならないのであまりお勧めできない。ただしソウルなど主にアジア圏内の近くの都市へ行く場合や、経由地からの乗り継ぎ便などの近距離フライトの場合であればトイレをそれほど気にする必要もないので、むしろウィンドウの方が現地到着の感動をいち早く味わったり、風景を堪能できるといった利点もある。なお、通路側の席はアイル (※ aisle)。

エア・オン
エア・オンリー (air only) の略で、単に航空券のみを手配してもらうことを指す。格安航空券 (※) の購入もこの範疇に含まれる。
エアパス
単独の航空会社、あるいは航空連合 (アライアンス) (※) のように提携航空会社間で発行されている周遊航空券。ヨーロッパ内といったように比較的狭い地域内で通用するものから、大陸間周遊、あるいは世界一周などいろいろな種類のものが発行されている。運賃の計算方法については、飛行距離に関係なく1フライトに付き1クーポンとし、クーポンの合計枚数で値段が決まるもの (例としてラン航空のチリエアパス) 、飛行距離によっていくつかのゾーン分けられ、それぞれのゾーン運賃を足し上げて値段が決まるもの (例としてワンワールド (※) のビジット・ヨーロッパ・パス) などいくつかのタイプがある。その区間内の航空券を通しで買うよりも大幅な割引となる場合が多いので、例えばヨーロッパ内など、特定の地域での周遊などを計画しているのであれば、その地域のゲートウェイまでの格安航空券 (※) とエアパスの組み合わせという方法も旅費を安く上げるための手段となりうる。なお、エアパスの中には、その地域内の住民は購入不可、といったように一定の制約があるものもある。
エコノミークラス症候群
長時間座席に座り、姿勢を変えないことにより膝裏で血流が悪くなり、血栓ができてしまう病気。なので特にエコノミークラスに限ったことではない。足のむくみを感じたら、血行をよくするためにかかとの上下運動をしたり、トイレに立って歩いたり、水分補給などして予防する。
エンドース
直訳すれば「裏書」のことだが、旅行用語では、ある航空会社の便を他社便へと振り替えることを指す。例えばA社の便を使おうとしたが、大幅な遅延が生じているような場合に、同日の同じルートを飛んでいるB社の便に変更してもらい (このことを「チケットのエンドース」という) 搭乗するような場合がこれにあたる。これができるのは正規運賃 (→ノーマル (※) ) で発券されているチケットのみで、割引運賃の航空券や格安航空券 (※) の場合はまず間違いないなく他社への振り替え禁止が制約として付いている。
オーバーブッキング
航空機などの席数に対して、実際の搭乗予定者数の数が上回っている状態のこと。航空機などの運行会社は、なるべく満席に近い状態で機材を運行させたいので、各社が経験値などをもとに席数より多めの予約を受け付けることがある (大抵その中から直前キャンセルなどが生じ、結局は乗客数が席数内に収まるため) が、その見込みが狂ってしまったときにオーバーブッキングが生じる。オーバーブッキングが生じたときは、運行会社が乗客に同じ日の他の時間への振り替え、または次の日以降の同じ便への振り替えなどをお願いして搭乗者数の調整を図ろうとする (ツアー客は予定が決まっており、応じてくれる可能性はまずないので、個人で旅しているバックパッカーのように、時間に余裕がありそうな感じの人に声をかけることが多いようだ) 。ちなみに、運行会社は応じてくれた場合の見返りとして、向こう3か月有効の自社チケットのプレゼントなど一定の条件を示して交渉にあたることが多い。また、搭乗日の変更によって延泊が余儀なくされた場合のホテルの手配等は運行会社の方で行う。
オープンスカイ協定
主にアメリカやヨーロッパ諸国で取られている航空政策(オープンスカイ政策)に基づく2国間(アメリカとEUのように、国対地域のようなパターンも含む)の航空協定のこと。協定が結ばれている国(地域)との間で路線・輸送力・航空企業などの規制を撤廃することでそれぞれの地域航空業務の自由化を図ろうとするもの。この協定により、例えばEU圏内でアメリカの航空会社が路線を開設することなどが可能になる。日本では基本的にオープンスカイ政策は取っていないので、今のところこのような協定は存在しない。

カ行
海外発券 (の航空券)
通常は海外 (しかも日本より物価の安いアジアの都市) で発券された、ノーマル運賃 (※) の航空券を指す。このタイプの航空券の「旨み」は、日本で発券されたノーマル運賃の航空券と同じ条件 (有効期間内 (発券から1年) であれば好きな時に予約が入れられ、使わない場合の払い戻しも可能) にも拘わらず航空券の値段が格段に安い (航空券はその国の経済状況を反映した価格設定となっているため、内外で価格差が生じる) 、ということに尽きる。このタイプの航空券を使う人は、一旦海外の都市 (ソウルや香港、バンコクなど) に何らかの形 (格安航空券を買って復路を放棄する、行きに船を使う等) で行き、現地でノーマル運賃の往復航空券を買い求め、それを使って現地と日本との往復を繰り返す (日本に帰国した際に、必ず復路の航空券が残るので、それが有効なうちにまた現地に飛び、日本までの往復航空券を買う) という方法を取る。値段の割りに自由度が高い航空券なので、その国のリピーターの人や、乗り継ぎ便を多く抱えるハブ空港 (※) を持った都市への航空券であれば一定の価値がある。ただし最近では格安航空券の形態も多様化しており、格安航空券であっても予約の変更や払い戻しなどに応じてくれるものも出ているので、以前に比べれば一定の苦労をしてまでそのような航空券を手に入れる価値は少なくなっている。また、1年以内にまた確実にその都市に行ける人でないと次が続かないという欠点もある。なお、入国時に帰りの分 (現地→日本) の航空券の提示を求める国 (例:台湾) では、この手は使えない (ただし、出発前に現地旅行会社からあらかじめ往復航空券を送付してもらうなどの裏ワザもある) 。
海外旅行保険
主に海外旅行中に生じたケガや疾病の治療費、器物破損などの際の損害賠償、携行品の盗難の際の損失補償などをカバーする保険。掛け捨てで、保険料は渡航先や旅行の種類、旅行期間、保証範囲などによって異なってくる。海外旅行保険については、一般の損害保険やクレジットカードに付帯しているものもあるが、保険会社の免責範囲が大きいことや、補償範囲が限定されているなど実際には使いづらい場合もあるので、出発時に任意の海外旅行保険に別途加入しておいた方が望ましい。保険の加入は旅行代理店や保険会社のHP、空港の自動加入機などから可能。

格安航空券
ノーマル運賃 (※) の航空券に比べて大幅にディスカウントされている航空券のこと。一般には、ホールセラー (卸売業者) がグループ扱いの料金で航空会社から席を大量に仕入れ、それを個人旅行者にばら売りするなどの方法で販売するため、そのような大幅なディスカウントが可能になるといわれている (大手の代理店などではホールセラーを通さずに航空会社から大量仕入れを行うことで航空券の値段を下げているところもある) 。また安値での仕入れ・販売の条件として、期日変更不可、払い戻し不可、ルート変更不可など様々な制約が付いているのが大きな特徴である。近年では、ノーマル運賃で旅行する人 (特に個人レベルで) はほとんどなく、何らかの格安航空券を使うケースが主流になっている。またそのような流れを受け、そもそも航空会社自身が何らかの形で割引航空券を発行するなど、いわゆる格安航空券の発行元・発行形態も多様化しつつある。なお、「格安」といっても値段の幅はいろいろであり (同じルート・航空会社の券でも航空会社 (卸売り会社) と旅行代理店ごとの取引の深さなどで値段が変わることがある) 、また旅行者が選択する格安航空券の種類 (その多くは値段の多寡によって変わる)によっても、付加される制約が変わってくることがある。

クレーム・タグ
航空機への預託荷物の預り証のこと。チェックインカウンターで荷物を預け入れるとき荷物に付けられる、荷物の到着先の空港コード (※) や識別番号、バーコードなどの情報が印字されたタグの半券で、航空券の裏面に貼付される。到着先で預けた荷物をピックアップできれば特にこれを使うことはないが、ロストバッゲージが発生したときには、この半券を航空会社に提示して荷物の追跡や補償などを求めることになるので、なくさないようにしたほうがよい。預け入れる荷物1個につき1枚のタグを使用するので、複数の荷物を預け入れた場合は預け入れた荷物の数だけタグが航空券の裏に貼付される。なお、機内持ち込みの手荷物にはクレームタグは貼付されない。近年、荷物受け取り後に出口等でクレームタグと荷物の照合が確実に行われるようになった (特に国内線) こともあるので、クレームタグは決してなくさないこと (仮になくした場合は住所、電話番号、氏名等を書いて通してもらうことになる) 。
ゲストハウス
特に明確な定義があるわけではないが、一般にホテルより簡素で値段も安めの宿泊施設のことを指す。一口に「ゲストハウス」といっても、個人宅の一部を宿泊者用に改装したもの (まさに字義どおりの「ゲストハウス」) や木賃宿といった感じの安宿から、ちょっと安めのホテルとさして変わらないような所で「ゲストハウス」の看板を出しているようなものまで、国や地域ごとにそのスタイルは様々である。
現地税
渡航先の出入国税や、空港利用税など、空港使用に関わる税金のこと。国や空港によってそれぞれ徴収方法が異なっており、大きく分けて航空券購入時に旅行会社などが事前に代行して徴集するタイプと、現地の空港で旅行者が直接支払うものがある。また、国によっては税金ではなく、「施設使用料」等の名目で旅行者から徴収する場合もある。日本を含め、多くの国では国際線空港の利用税 (使用料) の方が、国内線のそれよりも高く設定されている。

航空保険
航空各社が航空機事故に備えてかける損害保険のこと。金額は航空会社や搭乗区間により異なるが、2001年9月11日に発生した米国同時多発テロなどの影響を受け、以前よりも保険料が大幅に引き上げられる傾向にある。航空保険は航空チケット代には含まれない「付加料金」の一つであり、通常は旅行代理店が航空会社に代わり、旅行者から空港施設使用料などと一緒に代行徴収している。なお、航空保険は旅行者が任意に加入する海外旅行保険 (※) とは全く異なるものである。請求書に「航空保険」の項目があっても、別に旅行代理店が気を利かして旅行保険をかけてくれているわけではないので注意。
航空連合 (アライアンス)
航空会社間の業務提携のことで、加盟航空会社間でのコードシェア便 (※) の運行や、マイレージサービス (※) のマイルの付与、各種エアパス (※) の販売などを行っている。航空連合のうち主要なものとしては、スター・アライアンス (※) 、スカイ・チーム (※) 、ワン・ワールド (※) などが知られている。航空会社間の熾烈な競争の中で、生き残りのため世界規模でこのような航空会社間の業務提携が進んでおり、現在では航空業界全体がいくつかの主要な航空連合に収れんされつつある。

国際運転免許証
道路交通に関する条約 (ウィーン条約とジュネーブ条約の2つがある) に基づき、条約締結国間で交付する免許証。条約加盟国間でのみ有効であり、それ以外の国では使用できない (ただしドイツなど両国間の取り決めで一部例外的に使用可能な国がある) 。日本では、各都道府県の運転免許センターや警察署などで申請すれば、現在保有している国内の免許証の種別に応じた国際運転免許証の交付を受けることができる。有効期間は交付の日から1年間で、延長不可 (再度取り直す必要がある) 。なお、実際に旅行先で国際運転免許証を使用する際には、日本国内で発行された本来の免許証も同時に携行することが義務付けられている。
コテージ (Cottage)
一軒家タイプの宿のこと。都市部より、リゾート地などによくあるタイプの宿である。海岸沿いに無造作に並んでいるものから共用の中庭を取り囲むようにして建っているものまでタイプはいろいろだが、部屋同士が離れている分、ホテルのように隣や上下の部屋の騒音が気になることもなく、快適に過ごすことができる。設備は値段などによって千差万別で、掘っ立て小屋よりいくらかましな造りのものから、プライベートビーチやプールを備えたようなものまでいろいろある。なお、コテージと同じ意味で「ビラ (Villa、ヴィラ)」や「バンガロウ (Bungalow)」といった言葉を用いることもある。

コンチネンタルブレックファースト
ホテルなどで出される朝食の一形態で、パンにコーヒー (または紅茶) 、バターやジャム、ジュース類 (場合によってはシリアル類やヨーグルトなどが選べることもある) などが付く。特に厳密な定義があるわけではないが一般的にはアメリカンブレックファースト (※) やイングリッシュブレックファースト (※) に比べると簡素なメニュー構成となっている。
コンドミニアム (Condominium)
アパートメント形式の宿泊施設のこと。ハワイなどのリゾート地に多く見られる。間取りは通常のマンションと同じでリビングや寝室があり、また台所が付いて自炊できるようにもなっている。いわばリゾートマンションをホテルのように一泊単位で借りるといったイメージ。施設によってコインランドリーやテニスコートなどの共用施設を備えているほか、客室係といったように、ホテルにあるようなサービスを付けているところもある。一般に、ホテルよりも宿泊費を安くあげることができるので、長期間滞在しようという人には便利な宿泊施設。

サ行
サーチャージ (Surcharge)
追加料金のこと。ここ数年、格安航空券を購入する際、必ずと言っていいほど航空券代金の他に税金などと並べて「燃油サーチャージ」なる項目が付くが、つまり何のことはない、原油価格高騰のための追加料金ということである。 原油の高騰が収まればなくなる一時的な追加料金、という意味で別立てにしてあるようだが、もうほとんど固定費化してしまっている。なお、燃油サーチャージについて、詳細はこちら。
サイクルトレイン
輪行 (※) の一形態で、自転車を折りたたむことなく、そのまま列車に自転車を持ち込むことを認める列車のこと。ただし自転車はかさばるので、ほとんどの鉄道会社では時間帯や曜日ごとの繁閑に合わせて自転車を持ち込める列車を制限している。なお、サイクルトレインについて詳細は自転車旅行のコツを参照。

シーズナリティ (Seasonality)
航空機やホテルなどに関して、季節ごとの繁閑から生じる料金格差のこと。通常期以外にオン・シーズン (繁盛期) 、オフ・シーズン (閑散期) 、ショルダー・シーズン (通常期とオン・シーズンとの中間期) の3つのカテゴリーがある。ホテルであれば、宿泊日がどれに該当するかによって料金が決まってくるが、航空機の場合であれば、出発日がどれに該当するのかによって料金が決まってくる。クリスマスや年末年始とその前後のように、オン・シーズンとオフ・シーズンは隣接していることも多く、これらの時期に旅行する場合、出発日を1日早めるだけで料金が大幅に違ってくることもある。
シェンゲン協定 (Schengen agreement)
ヨーロッパでの出入国管理政策と国境システムを共通化する協定で、26か国がこの協定に加盟しており15か国で施行されている。国境の検問所や検査所の廃止の他に、ビザの共通化(シェンゲン査証)なども行われている(日本は査証免除国)。尚、EUの加盟国とは一致しておらず、EU加盟国のアイルランド・イギリスは非加盟、EU非加盟国のアイスランド・スイス・ノルウェーは加盟している (加盟国のリストについてはこちらを参照) 。
施設使用料
空港や港湾などの施設を利用する際に徴収される料金のこと。通常はその施設から出発する際に徴収され、徴収名目も税金(空港税など)や空港公団への施設使用料など、国によって若干形態が異なっている。最近では航空券や乗船券などの購入時にまとめて徴収されるため、使用料として別途単体で支払う必要がない場合が多くなってきたが、現在でも施設を利用する際に別途支払う形態を取っている国もある(タイなどはその例)。その場合であっても、現地通貨での支払いとともに米ドルなどの外貨で支払うことを認めている場合がほとんどだが、まれに現地通貨での支払いしか認めていない国もあり、その時点で現地通貨を使い切ってしまっていると、空港内でまた何がしかの現金を現地通貨に両替しなければならないといった不都合が生じるので注意が必要である。
受注型企画旅行
旅行会社が旅行者の求めに応じて旅行を企画し販売するもので、オーダーメイド型の旅行とでもいうべきもの。特定の地域に特化した旅行を扱う中小の旅行会社にこのタイプの旅行を得意とするところが多い。また、ブータンやロシアのように、全行程の移動手段や宿泊先が決定しないとビザが発給されないような地域の旅行では、個人旅行が実質的にこのタイプの旅行になる(→手配旅行 (※)、募集型企画旅行 (※))。
植物検疫
海外及び国内の一部の地域 (奄美諸島、沖縄、トカラ列島・小笠原諸島) から果物等の植物類を持ち込む際に防疫上必要となる手続きで、税関申告前に植物検疫のカウンター (通常は税関の付近に植物及び動物検疫 (※) のカウンターがある) に現物を持ち込み、検査を受ける。検疫の対象となるのは、果物、野菜 (米類を含む) 、種子、球根、切花などの花卉類、土の付いた植物など。例えばシンガポールのチャンギ空港でおみやげに売られているランの切花のように、現地政府による検査済みのものであっても日本に持ち込む際には別途植物検疫を受ける必要があるので注意 (また、熱帯産のフルーツ類については、パイナップルなどごく一部の例外を除いて大部分が持ち込み禁止になっているのでこちらも注意。日本に持ち込めない物を持ち帰った場合は廃棄処分となる) 。なお、植物検疫について、詳細は農水省植物防疫所のページを参照。
信用乗車
鉄道やバスに乗車する際、改札口や検札が無く、乗る時から降りる時まで切符を見せなくても乗車できる制度。この場合、切符はキヨスクやタバコ屋で購入し、乗車前(もしくは乗車時)に印字機に通して日付を刻印し、降車時まで持っている必要がある。もし切符を持っていなかったり、印字を忘れていると、警官による抜き打ちの検札があり罰金刑に処される。日本では信用乗車という制度がないため、日本人が外国へ行った時には、公共交通の乗り方に注意が必要である。(例:ミラノの路面電車)
スカイチーム
世界の主要な航空連合 (アライアンス) (※) の一つ。加盟航空会社は、アエロフロート・ロシア航空、アエロメヒコ航空、KLMオランダ航空 (エール・フランス) 、アリタリア航空、コンチネンタル航空、チェコ航空、デルタ航空、大韓航空、ノースウェスト航空。他にエアー・ヨーロッパ、コパ・エアラインズ、ケニア航空の3社がアソシエート・メンバーとして加わっている。加盟航空会社間でのマイレージサービス (※) などを行っている。詳細はスカイチームのHPを参照。
スターアライアンス
世界の主要な航空連合 (アライアンス) (※) の一つ。加盟航空会社は、エア・カナダ、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、bmi、LOTポーランド航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スパンエアー、スイス・インターナショナルエアラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空及びUSエアウエイズ (以上レギュラーメンバー) 、アドリア航空、ブルーワン航空及びクロアチア航空 (以上リージョナルメンバー) 。加盟航空会社間でのマイレージサービス (※) や各種エアパス (※) の発行などを行っている。詳細はスターアライアンスのHPを参照。

スルー・チェックイン (through check in)
最初の乗機地から経由地までの便のチェックインも含め、最終目的地まで2便 (以上) のチェックインを一番はじめの空港で一度に済ませること。経由地の空港であらためてチェックインを行う必要がないので、乗り換え時間などが短いときには便利である。スルーチェックインの場合、基本的には預け入れた荷物も最終目的地まで運んでくれるが、着いた先の国によって扱いが異なることがあるので (たとえばアメリカはセキュリティチェック (※) の関係で、経由地の空港でも一旦荷物を引き取り、最終目的地まであらためて預け入れる必要がある) 、事前に扱いを確認したほうがよい。なお、預けた荷物を最終目的地まで運んでくれるかどうかは、航空券の裏に貼付されたクレームタグ (※) で確認することができる。
税関 (手続)
海外旅行客がある国に入国する際、その国が持ち込みを禁止・または規制している品物を携帯しているかどうか、あるいは国外から持ち込める数量の限度や免税 (※) で持ち込める範囲を超えた品物の持込みをしているか等をチェックする機関及びその手続のこと。大きく分けて外国に入国 (第3国を経由する場合を含む) する際と日本に帰国する際の2パターンがある。外国に入国する際には、その国に持ち込みが禁止・規制されている品物、持ち込み数量の限度を超えた品物や現地で売却目的の品物の持込の有無などが主にチェックされる (通常、税関申告書の提出が求められる) 。また、日本入国時には、主に海外で購入した商品が免税範囲を超えていないか、あるいは禁制品や規制品目の持ち込みがないかなどのチェックを行う。税関で規制の対象となる物品については、それぞれ没収、留置、課税などの措置が取られる。

青春18きっぷ
日本全国のJRの普通列車が乗り放題となる乗車券。1枚で5日(または5回)使用できる。1日分は0:00(24:00)を過ぎて最初に停車する駅まで有効であるが、首都圏や関西圏では終電まで有効とされている。「青春18」となっているため、年齢制限があると勘違いしている人もいるが、特に年齢制限はなく誰でも使用できる。ただし子供料金の設定はない。全国どこでも乗り降り自由。乗車できるのは原則として快速列車を含む普通列車のみで、新幹線や特急、急行等への乗車はできないが、特急列車しか走っていない2線区で例外が設けられている。通年発売ではなく、春・夏・冬ごとに発売期間と利用期間がそれぞれ決まっている。なお、青春18きっぷの詳細については、「青春18きっぷを使いこなす」のページを参照。
セキュリティチェック (security check)
主にハイジャックやテロ防止などを目的に行う、手荷物X線検査や金属探知機による身体検査、搭乗前のパスポート (※) 確認等の一連の検査のこと。最近では航空機テロが増加傾向にあることからセキュリティチェックも厳しくなっており、ここを通過する時間もバカにならない。特にアメリカなど、テロに対する警戒を強めている地域の空港では、通常の待ち時間に加えて検査に要する時間を1時間ほど余分に見て行動したほうがよい。なお余談だが、セキュリティチェックを最も厳格に行っている国はおそらくイスラエルであり、ナショナルフラッグキャリア (※) であるエル・アル航空、テルアビブのベングリオン空港ともチェックの厳しさでは有名である。
ゾーン・PEX (ペックス) 運賃
IATA・ペックス運賃 (※) を基に、一定の価格の制限範囲 (「ゾーン」。通常はIATA・ペックス運賃の70%まで) で各航空会社が独自に割引を加えた運賃のこと。この運賃までが正規割引運賃の範疇に含まれる。航空機の変更やキャンセルに手数料を取られる、途中降機 (※) の場合追加料金がかかる、などの制約があるが、ヨーロッパを目的地とする場合行き帰りで異なる航空会社を用いることができる、比較的早い時期から予約を入れられる、格安航空券 (※) に比べて座席の優先順位が高いなどのメリットもある。
[編集] タ行

ビザ (※) 申請などの際、国によっては必要書類として予約済みの航空券あるいは確認書の提出を求めることがあるが、その際にビザ申請の便宜上旅行代理店を通じて発行してもらう、いわば偽の航空券なり予約確認書を指す。航空券なり、予約確認書の体裁をなしているものの、ほとんどの場合は実際に航空会社に予約を入れて作成しているわけではないので、当然のことながらそれらを実際に使用することはできない。通常はビザ申請等の手続きが済めば破棄される。また、ビザ申請自体を代行してもらうこと自体も多いので、実際上は依頼者がそれらダミーの航空券類を目にする機会もあまりない。
ターンテーブル
到着先の空港にある、ベルトコンベアー状の荷物の引き取り場所のこと。ちなみに、英語ではこれのことを ”baggage carousel” という。
団体 (専用) カウンター
成田空港などの国際空港出発階にある、各航空会社のチェックインカウンターの並びとは別に隅の方に備え付けられた格安航空券引渡し専用の小さな特設カウンターのことで、ここで各自が旅行代理店の発行したバウチャーを示して航空券を受け取るようになっている。航空券を購入している側は自分が「団体」旅行に行くなどという意識は全くない場合も多いが、旅行代理店の売りさばいている格安航空券 (※) が団体運賃の扱いになっているのでそのような名称にしているものと思われる。別に格安航空券利用者を蔑んでいるという訳でもないのだろうが (あるいはそうなのか?) 、通常の航空会社のカウンターとは比べ物にならない、いかにもチャチな造りで (成田空港などは空港の改装にともなってすこしはましになったが、以前は見本市の受付ブースみたいな造りだった) 、上の方のボードに各旅行会社のステッカーが目印としてベタベタ貼られているのですぐわかる。また、航空会社のカウンターが比較的すいているときでも何故かここはいつも混んでいて、さながら「空の上野駅」の様相を呈している。なお、航空会社が直に販売している団体旅行の参加者は、この団体カウンターとは異なる航空会社のカウンターの一画に設けられた「団体 (様) カウンター」を使用する。
『地球の歩き方』
ダイヤモンド社から発行されている旅行ガイドブック。他の旅行ガイドでは扱っていないような地域までカバーしていること、現地のガイドに加えて移動手段などの周辺情報が詳しいことなどから個人旅行者を中心に人気が高い。また、実際にその地を訪れた旅行者の「生の声」を投稿記事として数多く掲載しているのも大きな特徴である。ただし掲載情報が一部古くなってしまっていたり、あるいは場合によって個人旅行者の投稿情報をきちんと検証せずに掲載たりといった理由で、実際に現地を訪れてみるとガイドで取り扱われている情報と事実が異なることがままあり、このことから『地球の騙し方』とか『地球の迷い方』などと揶揄されることもある。創刊当初からしばらくは、例えば「ヨーロッパ」や「インド」といったように長期旅行者向けにエリアを大括りにしたり、あるいはサバイバル情報や安宿の情報を充実させるといったように、時間はあるが金はないようなバックパッカー (※) をターゲットにしたような内容が目立っていた (それがこのガイドのウリでもあった) が、近年個人旅行者の構成 (性別、年齢、社会階層など) の拡がりや旅行期間、行き先などが多様化したことを受けて、その内容も例えば短期旅行者向けにエリアを細かく分けたり、現地の高級レストランやショッピング、宿の情報を充実させるなど、編集方針に明らかな変化が見られる (余談だが、紙質も昔に比べれば格段によくなった) 。なお、地球の歩き方について、詳細はこちらを参照。
チケットレス
航空券などの購入時に航空券そのものが発券されず、かわりに固有の番号やQRLコード (2次元バーコード) などが付いた確認証(あるいはバウチャー)が渡されるシステム。搭乗時に航空券に代わるこれら書類上の番号やコード、パスポート (※) の情報などを機械に読み取らせて搭乗券の発行を受ける。チケットレスの場合、あらかじめ固有の番号さえ控えておけば、確認証自体がなくてもチェックインできる(ただしQRLコード読み取り方式の場合は例外)ので、航空券の紛失等の心配をする必要が全くない。最近、コンチネンタル航空など、アメリカ系の航空会社を中心にこのようなシステムが徐々に普及してきている (→「イーチケット」の項目も参照)。
チャーター便(charter flight)
不定期に運行する臨時便、特別便、貸切便のこと。反対語は定期便(regular flight)。
沈没
旅行者 (その多くはバックパッカー) の隠語で、ある町の宿に長逗留して、特に観光をするわけでもなく、ただひたすらうだうだと過ごすこと。もともとバックパッカー (※) の間で使われていた言葉ということもあり、「一箇所に長逗留」といっても、安宿以外の宿泊先にはあまり用いない。つまり、「いやー、ここ1か月ほどカトマンズの○○ゲストハウスに沈没しちゃってね」とは言っても「今年のバカンスはコートダジュールの△△リゾートクラブに沈没する予定です」という言い方はあまり一般的ではない。

手配旅行
旅行会社が旅行者の求めに応じて航空券やホテルなどを代行して手配すること。このタイプの旅行の場合は、行程や宿泊先などの選定を全て旅行者の側で行う必要がある(→受注型企画旅行 (※)、募集型企画旅行 (※))。
同日乗り継ぎ
経由地で宿泊を必要とせず、飛行機を乗り継いで同じ日に目的地まで行けることをいう。例えばアムステルダムのスキポール空港やモスクワのシェメレチェボ空港などのハブ空港 (※) を経由してヨーロッパの諸都市に向かう場合や、アジア地区の路線などでは同日乗り継ぎができる場合が多い。同日乗り継ぎができると、途中経由地で余計に1泊する必要がなくなるので、その分現地で多く時間を取ることができる。ちなみに、中南米のような遠隔地の旅行先でも同日乗り継ぎが可能となる場合がある。例えば東京からグアテマラシティなど中米の諸都市に行く場合、一般的にはヒューストンなど米国内の空港を経由することになるが、途中日付変更線 (※) を越えて日付が1日戻る関係で、選択する航空ダイヤによっては、東京を飛び立った飛行機が同じ日にヒューストンに着き(東京ではこの時点で既に次の日になっている)、さらにそこから同じ日のグアテマラシティ行きの航空機に搭乗できるため、結果的には東京を出たときと同じ日付でグアテマラシティに到着できる。

盗難・紛失証明 (書)
旅行者が貴重品やその他携行品を盗難や災害などにより紛失したことを証明する (正確には、紛失したことを届け出たことを証明する) 書類で、被害のあった旅行先の警察署に届け出て作成してもらう。パスポート (※) やトラベラーズチェック (※) の再発行、あるいは海外旅行保険 (※) の保険金請求などの際にこの証明書が必要になる。
動物検疫
主に動物に由来する病気の国内への侵入を防ぐために設けられている検疫およびその手続きで、税関申告前に動物検疫のカウンター (通常は税関の付近に動物及び植物検疫 (※) のカウンターがある) に現物を持ち込み、検査を受ける。動物検疫のうちで旅行者に関係してくるものとして、ハムやソーセージなど肉製品の国内への持ち込み (持ち込みが認められている地域の製品で、相手国政府の検査証明書があり、かつ未開封のものに限る。例えばアメリカ産のビーフジャーキーのように、お土産として有名でも日本への持込が禁止となっているものもあるので注意) や、ペット類の国外への持ち出しと持ち込み (動物の種類ごとに予防接種や係留期間などの細かな手続きが定められている) などがある。
トーマスクックヨーロッパ鉄道時刻表 (ThomasCook European Timetable)
ヨーロッパの主要な鉄道の時刻が網羅された時刻表。単に発着時刻だけでなく1等、2等の別や食堂車、寝台車、クシェット (※) の有無、終着駅 (ヨーロッパなどでは同じ街に複数の終着駅があり、列車ごとに発着する駅が異なっている) 、国際列車の国境での停車時間、その他フェリーの時刻表などの関連情報も記号などを多用して分かりやすく記載されているため、ヨーロッパを鉄道で旅する人にとっては利用価値が高い1冊である。姉妹版として、ヨーロッパ地域以外の世界各地の主要鉄道を扱った「ThomasCook Overseas Timetable」が販売されているほか、ヨーロッパ鉄道時刻表については凡例など一部を翻訳した版が日本でも出版・販売されている。
とくとくきっぷ
主にJR各社から発売されている特別企画乗車券のことを指す。青春18きっぷ (※) や特定のエリア内が乗り降り自由となるフリーきっぷ、「ナイスミディパス」のように特定の年齢層に対して発売される割引乗車券、特定の季節や時期に限定して発売される割引乗車券、他の観光施設の入場券とセットになった割引券など、多種多様なものが発売されている。なお、とくとくきっぷについて詳細はこちらを参照。
ドミトリー
いわゆる相部屋のこと。大部屋にベッドが並んでいるような造りで (蚕棚のように、2段ベッドが並んでいるようなものもある) 、1泊分のベッドを買うような形となるのでシングルルームなどに比べて部屋代を相当安く押さえることができる。その一方でプライバシーが保てないこと、盗難などが起こりやすいなどの難点もある (ドミトリーによっては、別途カギのかけられるロッカー (ただしその多くは南京錠などを各自で調達する) を貸し出しているところもある) 。なお、ツインルームやトリプルルームを数人でシェアするような場合は通常別の料金体系を取っており、ドミトリーの範疇には入らない。
トラベラーズチェック
旅行小切手のこと。旅行前にあらかじめ金融機関などで購入し、それを旅行先で現地通貨に換金する。購入時に購入者本人が小切手上にサインし、換金時に購入時と同一の筆跡のサインをその場でしないと換金できないしくみとなっていること (加えて、多くの場合はサインの確認のため換金時にパスポート (※) の提示も求められる) 、盗難や紛失の際に警察の証明書があれば再発行が可能なことなどから、一般に現金に比べて旅行資金を安全に持ち運ぶことができる手段とされている。また、トラベラーズチェックの方が一般に現金からの両替に比べて両替時のレートがよい。ただし、購入時に一定の手数料を支払う必要があること、国によっては換金時にさらに手数料を差し引く場合があることなどから、現金とトラベラーズチェックを比べてどちらが得かは一概には言えない。また、地方に旅行する場合はトラベラーズチェックを扱っている所が少なくなるため、換金に苦労することもある。一般には通用性の高いドル建てやユーロ建てなどのトラベラーズチェックがポピュラーだが、他にも円建てやオーストラリアドル建てなど、いろいろな種類の通貨のトラベラーズチェックが用意されている。
トランジット
交通機関の乗り換えのことだが、ある国際線から他の国際線、あるいは国内線への航空機の乗り継ぎのことを指す場合が多い。国際線への乗り継ぎの場合、一般にはパスポートコントロール (※) を行わず (国内線への乗り換えの場合、最初の到着地で入国審査を行う場合と最終目的地で入国審査を行う場合の2通りがある) 、到着地へ入国する旅客とは別のルートで空港内を移動し、次の航空機の待合室や別途設けられたトランジットルームなどで待機するといった形態を取るが、アメリカのように、到着した旅客全てにパスポートコントロールとセキュリティーチェック (※) を課しているような国もある (このような国については、トランジットであっても2~3時間の時間がかかることがある。それを見込んでフライトプランを立てないと次の便に乗り遅れるので注意) 。また、出発地でスルー・チェックイン (※) をしていない旅客は、トランジットの際に各航空会社のトランジット旅客用のカウンターで次の便のボーディングパス (※) を発行してもらう必要がある。なお、同日乗り継ぎ (※) ができないような旅程の場合に、一旦到着国に入国して宿泊するような場合についても「トランジット」ということがある (この場合、国によってはトランジットビザ (※) が必要になる) 。
トランジットビザ
日本から最終目的地の国までに行く際に、経由地として使う必要がある国が発行するビザで、「通過ビザ」ともいう。基本的にその国を「通り過ぎる」ことを目的にしたビザであるので、滞在可能時間が通常の観光ビザに比べて短い(到着から48時間以内、72時間以内など)、また、一定の地域以外の入域が制限されるといったように、通常のビザに比べると旅行面での自由度が制限されているのが一般的である。ただし、トランジットビザのみでも都市部の観光などは基本的に可能。往路ないし帰路の経由地で、飛行機の乗り継ぎ時間を利用して市内を観光しようとする場合に、あらかじめ発給されたトランジットビザが必要となる場合がある(モスクワなどはその例)ので、そのようなつなぎ時間での観光を考えている人は、ビザの要否については出発前に旅行代理店や在外公館などに確認しておくとよい。なお、経由地の空港施設の中(空港内のホテルも含む)や船舶の中などでのみで過ごす場合には、トランジットビザは通常必要とされない。

ナ行
ナショナルフラッグキャリア
その国を代表する航空会社のこと。略して単に「ナショナルフラッグ」と言うこともある。韓国の大韓航空、シンガポールのシンガポール航空などはその例である。
日本人宿
海外で日本人のたまり場となっている宿。日本からの移民や日系人が開いたもの、あるいはもともと世界を放浪していた日本人がある土地に根を下ろして開いたものや、外国人経営だが親日的などの理由で日本人旅行者の間に口コミで広まった宿などがある。周りが日本人ばかりなので、異国にいながら日本語の環境にどっぷりと浸れること、NHKの海外向け放送を見ることができたり、また日本語の落書き帳や他の旅行者が残していった日本の漫画や本などがたくさんあることなどから、日本人旅行者によっては、日本人宿はとても居心地がいいようで、そのままそこに沈没 (※) してしまう人もいる。その一方で、外国に行ってまでわざわざ日本人に会いたくない、あるいは日本人宿独特の雰囲気 (日本文化特有の、閉鎖的というか、ある種の「ムラ」的な雰囲気) になじめない、などの理由でこのようなタイプの宿を敬遠する日本人旅行者もいる。

ノーショウ (No show)
航空機やホテルなどの予約を入れているにも拘わらず、当日現れない客のこと。逆に予約を入れていないのに突然現れる客のことを「ゴーショウ (Go show)」という。航空機の場合、直前キャンセルやノーショウのような危険率を見込んで過大に予約を受け付けているので、その見込みが狂うとオーバーブッキング (※) が生じる。ゴーショウについては予約を受け付けた側に機会利益の喪失を生じさせない分まだましだが、ゴールデンウィークなどの繁忙期にこれをやられるとトラブルのもとになりかねない。いずれにせよ、ノーショウにしろ、ゴーショウにしろ迷惑な客であることには変わりがない。ただし、ノーショウやゴーショウは、キャンセルや予約がぎりぎりのためにエージェントの入力があとになってしまう(リストに反映されない)ことで発生することもある。
ノーマル (ノーマル運賃、ノーマル発券)
航空券の正規価格、または正規価格で発券された航空券のこと。このタイプの航空券は、通常発券から1年間有効で、往路及び復路の使用日の設定・変更、ルート変更、他社線への変更、ストップオーバー (※) などができ、また未使用のものについては払い戻しにも応じる。格安航空券に比べてはるかに使い勝手がいいが、その分価格も高く、例えば東京・ロンドン間の航空券を例にとると、エコノミークラスの正規運賃は80万円弱ほどする (それに対し、季節にもよるが格安航空券 (※) なら10万円を切るものもある) 。このため、通常は官公庁や会社などの法人くらいしかノーマル運賃の航空券を利用することはなく (会社でも最近は経費節減のため割引・格安航空券を使うことが多い) 、よほどの金持ちか必要に迫られた場合でもない限り、個人旅行者がこれを使うことはまずない(ただし、海外発券 (※) のものを使うことはありうる)。

ハ行
バウチャー
航空券の引換え証やホテルの宿泊料払い込み証明書のこと。格安航空券 (※) では、旅行代理店が発行するバウチャーを空港の団体専用カウンターに持参し、そこで正規の航空券と引き換える方式がよく取られる。
パスポート
外国旅行の際に旅行者が渡航先の国へ携帯する公文書で、旅行者の国籍の証明や、または政府 (あるいはそれに準ずる機関) による、自国民が必要時にその国の関係機関等から保護扶助を受けられるための各国政府への要請書といった役割を果たすものである。言うまでもなく現金類や航空券などと並んで海外旅行の際の必須用品のひとつ。日本政府発行のパスポートは渡航目的や用途に応じていくつか種類があるが、通常観光に使用するのは一般旅券で、5年有効のもの (黒い表紙) と10年有効のもの (赤い表紙) の2種類がある。
パスポートコントロール
国ごとの出入国管理のこと。パスポート (※) を出入国管理官に提示し、旅行者のその国における出入国記録等のチェックや出入国管理官からの簡単な質問を受けた後、問題がなければパスポートにスタンプを押してもらい手続きを完了する、というのが一般的なパターン。ただし実際の運用は国によってまちまちで、パスポートのチェックに加えて指紋登録や顔写真撮影を行うなど非常に厳格な審査を行うところもあれば (例えば9・11後のアメリカ) 、ろくにパスポートをチェックせず、場合によってはパスポートへのスタンプすら省略するところもある。なお、シェンゲン協定 (※) 締結国間を移動する際には、基本的に出発国と到着国の双方でのパスポートコントロールを行わない。
バックパッカー
直截的には、スーツケースではなしにバックパック (リュックサック) を背負って旅行する人のこと。特にエリアを限定して用いるわけではないが、海外旅行者に対して用いられることが多い (その意味では、昔「カニ族」と呼ばれていた国内旅行者の海外版 (末裔?) とも言える) 。また、一般には個人旅行者を指すことが多いが、近年ではグループのバックパッカーや行った先で自然発生的にグループ化する (つまり、日本宿 (※) などでつるむ) バックパッカーも多くなってきている。「バックパッカー」という言葉はある種とてもアンビバレントな言葉で、そこには「世界のどんな秘境へもバックパック一つで行ってしまう人」「語学が堪能で、一人で世界中を歩きまわれる人」「パック旅行しかできない人にはとてもできないような旅行をやってのける、個性派の旅行者」といったような半ば畏敬の念を込めたような肯定的なニュアンスから、「単なる貧乏旅行者」、「不潔でむさ苦しい」、「変人」、あるいは「日本社会からドロップアウトして世界を放浪している人」といったような否定的なものに至るまで、さまざまなニュアンスが込められている。また、一口に「バックパッカー」と言っても旅のスタイルやお金のかけ方、服装といったようなもの (いってみれば旅に関するポリシーみたいなもの全て) は人によって様々であり、必ずしもステレオタイプ化したイメージで語れるわけでもない。
バッゲージクレーム (Baggage claim)
手荷物引渡し場所のこと。
ハブ空港
航空機のルートというのは、大体どこの国でもその国の玄関口 (や乗り換えのための集約地点) となるような空港をいくつか決め、そこから他の都市へ乗り継ぎルートを飛ばすという作りになっており (このようなスタイルを「ハブ&スポーク」という) 、ハブ空港とはそのような「玄関口」ないし集約地点にあたる空港のことを指す (日本で言えば成田国際空港や関西国際空港、羽田空港などがこれにあたる) 。なお、日本の場合成田空港と羽田空港のように国内便と国際便のハブ空港が地理的に離れていることもあり、関東以外の地方都市に住む人にとっては、羽田→成田というのは、海外旅行の際のハブ(空港)として若干使いづらい。このため、都市によってはそれらの空港を利用するより、その都市から直接韓国の仁川国際空港やシンガポールのチャンギ空港へ飛んでしまった方が、同一空港内で目的地便への乗換えができる分、ハブ空港として便利な場合もある (もちろんその都市からそれらアジアの空港への航空路線がある場合の話) 。

ビザ
入国しようとしている国の在外公館が発行する、その旅行者を入国させても問題ないことを証明した書類のこと(推薦状のようなもの)で、「査証」ともいう。通常はパスポート (※) にスタンプで押下されたり、シールを貼られたりするスタイルが多いが、パスポートとは別の書類になっている場合(「セパレートビザ」)もある。ビザはあくまでも推薦状でしかなく、その国への入国の可否に関して最終的な権限を持っているのは入国審査官であるため、ビザがあるからといってその国に確実に入国できる訳ではない(ビザは入国の必要条件だが、十分条件ではない)。当該国と日本とのビザ相互免除協定により、あるいは観光キャンペーンの一環などの理由で、最近では特に短期滞在の観光客に関してビザを免除する国が増えている。
日付変更線 (International Date Line)
世界共通の時間を定めるにあたっての、日付の取り扱いに関する統一的なルール。日付変更線を西から東に横断したとき (例:日本からアメリカに行くような場合) には日付が1日戻って前日の日付となり、逆に日付変更線を東から西に横断したとき (例:アメリカから日本に行くような場合) には日付が1日進んで翌日の日付になる。基本的には東経 (西経) 180度が日付変更線に相当する (ただし一部例外あり) 。詳しくは、「時差あれこれ」を参照。
1人部屋追加料金
パック旅行などに1人部屋希望で申し込んだ場合に別途請求される料金のこと。パック旅行は通常ツインの相部屋を想定して料金が設定されており、同じ値段で1人での部屋の利用を認めると、旅行会社のマージンが少なくなってしまうので、このような追加料金が別途請求される。1人部屋追加料金は、仮に2人で旅行を申し込んだ場合でもそれぞれ別の部屋を希望する場合や、出発直前に1人が旅行をキャンセルしたような場合にも適用される。また、ホテルのアップグレードや延泊などの際には、カタログ上のアップグレード、延泊の際の追加表示料金に加え、さらにこの追加料金が別途課されることになる。旅程の長いものやリゾート地への旅行の際などはこの料金自体が結構ばかにならない額になるので、団体旅行に個人参加する場合にはこの料金にも注意したい。
募集型企画旅行
旅行会社が旅行の内容を企画し、全体の行程に必要な要素(航空券、ホテル、鉄道やバスなどの現地の移動手段、イベントや観光施設の入場券、現地ガイド等)一式をそろえた上で、パンフレットなどで参加者を募集し販売するタイプの旅行。有体に言えば、パック旅行がこれにあたる。旅行業法上の用語で、従来「主催旅行」と言われていたものである(→受注型企画旅行 (※)、手配旅行 (※))。
ボーディングパス
航空機などへの搭乗券のこと。チェックインカウンターで航空券や乗船券などと引換えにもらう券で、搭乗ゲート、搭乗時刻、座席番号などが記載されている。航空券や乗船券を所持していても、搭乗券との引換えが行われていない場合には、航空機や船舶に乗り込むことができない。また、空港などの施設では、セキュリティ上の理由から、搭乗券を保持していない者に対して一定の所から先への入場を制限している。
ボーディングブリッジ (Boarding bridge)
空港の建物から飛行機に搭乗する際に使う渡り廊下のこと。これ以外の飛行機への乗降方式としては、飛行場内の駐機場まで専用バスで移動し、タラップ(階段)を使う方法がある。バスによる移動の手間が省ける、天候に左右されず飛行機にスムーズに搭乗できるなどの点で、タラップによる方式よりも優れている。最近では航空機の大型化に伴って空港施設の整備が進んだことなどで、一般にボーディングブリッジによる搭乗が増えている。ただし、到着時間の遅れなどで駐機場が足りなくった場合などには、ジャンボ機であっても駐機場からタラップによる乗降が取られる場合もある。
ホームエクスチェンジ
旅行先と希望する日程を同じくする旅行者同士が、お互いの家を交換し合い旅行するといった、新しい旅のスタイルのこと。詳細はホームエクスチェンジのページを参照。
マ行
マイレージサービス
特定の航空会社の飛行機に搭乗するたびにあらかじめ開設してある口座にフライト区間の距離に応じた「マイル」を加算していき、一定のマイルが貯まるとそれに応じて無料航空券や座席のランクアップなどの特典が受けられる制度。元々はアメリカ系の大手航空会社が顧客の固定化を狙って始めたものだが、後にこれが世界各国の航空会社に広まった。最近では航空連合 (アライアンス) (※) の加盟航空会社同士の利用の際に一定の率 (その多くは自社の2分の1) に換算したマイルを貯めることができたり、また提携するホテルやレンタカー会社、ショップなどを利用した際に額に応じてマイルが加算されるなど、サービスの拡大が見られる。また、貯めたマイルもかつては一定の期間が過ぎると時効になるものが一般的だったが、最近では終身ポイントとして有効期間のないマイルを付与する会社もある。なお、航空会社によっては特典航空券について予約を入れることができる時期にかなりの制約があり、また座席数も極めて限定されるなど、実際に航空券と引き換えることが非常に難しいものもある。
マルチプルビザ
ビザの有効期限内であればその国に何回でも出入りすることのできるビザのこと。「数次ビザ」ともいう。大抵はビザ申請時に単次か数次の別を選択し、発給手数料もそれによって異なってくるが、ブラジルのビザのように、特に数次ビザとして申請しなくても、マルチプルビザが自動的に発給される場合もある。なお、ビザ有効期間内で何度でも出入りできるが、たいがいは1回あたりの滞在日数に制限がある。
ミシュランガイド (Michelin Guide)
有名なタイヤメーカー、ミシュランから出版されている旅行ガイドブック。「三ツ星」など星の数でレストランやホテルを格付けすることで有名な「赤版」と、その土地の歴史や地理、名所旧跡を詳述する「緑版」の2つがある。もともとは車で旅行してもらうことで、自社のタイヤ販促を狙って出版されたものだが、今や星の数を落とされた店のシェフが自殺するほどの権威のあるガイドと看做されるようになった。フランスとその周辺の国々を中心にしたガイドだが、ヨーロッパ地域以外の版として2005年以降ニューヨーク版などの北米版、そして2008年には東京版が相次いで出版され話題となっている。
免税 (品)
海外旅行客が買い物をする際に関税などの税金が免除される制度またはそれによって購入した品物のこと。海外旅行客に対してインセンティブを与え、自国内での購買を促進させる、言ってみれば特典みたいなもので、出国手続き以後から入国手続き以前までの場所 (空港内の免税店、機内、現地の免税品店等) で制度が適用される。一般に、免税品店での商品購入の際には、旅行客であることを証明するため、パスポート (※) やボーディングパス (※) の提示を求められることが多い。また、商品の受け取りについても、その場で受け取れる場合もあれば、機内に乗り込む際に手渡される場合もあるなど、国・地域によっていくつかのバリエーションがある。なお、免税品であっても免税範囲 (日本の場合、酒類は中びんで3本まで、紙巻煙草200本まで、市価20万円までの商品等) を超えるものについては、超えた部分について課税対象となるので注意。
ヤ行

ユースホステル (YH)
比較的廉価で宿泊可能な会員制の宿泊施設で、日本国内に約320か所、世界に約4,000か所の施設がある(一般に略して「YH」とも呼ばれる)。もともとは青少年活動の一環として始まったもので、主に若年層を廉価で宿泊させるためのものだったが、近年は幅広い年齢層の旅行者や、家族などのグループも受け入れるようになってきている。施設内容は国や地域、あるいは運営形態(直営、公営、個人等)によって千差万別だが、基本的にドミトリー形式で、廉価で宿泊できる代わりに掃除や食器洗いなどのボランティア活動を課しているのが一般的(但し最近では次のような理由から宿泊者にこのような活動を課していない所もある)。近年日本では若年層を中心に集団生活や奉仕活動を嫌う者が増えるのに伴ってYH離れが進んでおり、施設数も減少傾向にある。基本的に会員制をとっているが、非会員であっても割増料金を払えば泊まることが可能(宿泊対象を会員や若年層に限定するか否か等については、国や地域によって多少のばらつきがある)。なお、ユースホステルについて、詳細は日本ユースホステル協会のHPを参照。
ヨーロッパ共通運賃都市
IATA (※) で定められている、主にヨーロッパ路線で適用される運賃ルールの一つ。ヨーロッパ圏外からの航空機について、ヨーロッパ共通運賃都市に指定されている都市への乗り入れについては、途中ヨーロッパ圏内での乗り継ぎを含めても目的地まで全て同一の運賃となる (ただし同一の航空会社での乗り継ぎの場合。他社便の場合は別途料金が取られる) 。なお、ヨーロッパ共通運賃都市のリストはこちらを参照。
予約と発券
「航空機などの予約を入れる=チケットを買う」のように思われがちだが、実際この2つは全く別の行為で、単に座席の予約だけ入れることも、あるいはチケットだけ買うこともできる。つまり繁忙期であるゴールデンウィークの予約をかなり早いうちから入れてしまい、直前になってチケットを購入することも実際は可能なのである。ただしこれはあくまで正規運賃(→ノーマル(※))のチケットの話。予約だけ入れて、その予約日に充てこむ形で格安航空券(※)の発券を受けることは当然ながらできない。 ラ行
ラウンドトリップ (Round trip)
往復 (料金) のこと。航空機などは通常往復で料金が設定される。なお、これのバリエーションとしてオープンジョー (※) がある。
ラックレート (Rack rate)
「ラック (棚) に並べられたホテルのカタログに表示された値段」から来た言葉で、ホテルの通常宿泊料金を指す。旅行者が値引き交渉などをしなければその料金がフロントで告げられるが、ピークなどの時期を除き、通常はそれよりもいくらか値引きすることが可能 (「高いから他を探す」と言えば負けてくれることも多い) 。また、閑散期などはホテルの側から値引きした料金を告げてくることもある。なお、街によっては、同じホテルの同じクラスの部屋でも、フロントで直接値引き交渉するよりも旅行代理店を通じて予約を入れたほうがはるかに安くなる場合もあるので、そのような情報もあらかじめチェックしておくとよい。
ラマダン
イスラム教の断食月のことで、イスラム暦の第九月の初日 (その土地での月の出が基準になるので、国によっては日付が前後することがある) から約1か月間、日の出から日没までの飲食が一切禁止される。別に旅行者はそれに合わせて断食する必要はないが、期間中は、博物館などの観光スポットが通常の時間より早くしまってしまったり、開いている食堂の数が極端に少なくなるなど、いろいろな面で旅行に影響が出てくるので、この時期イスラム圏への旅行を計画している人は、具体的な期間などの情報を入手しておいたほうがよい。なお、ラマダンについては、祭やイベントの記事も参照。

リコンファーム
予約再確認のこと。通常、帰りの便の搭乗72時間前までに、便名や日付、搭乗者名、宿泊先などを航空会社に連絡し、確かにその便に搭乗する旨の意思表示をすることを指す。これを行わない場合、混雑期などは予約リストから名前が自動的に落とされてしまうことがある。なお、最近では多くの航空会社でリコンファームを不要とするようになってきている。搭乗予定の航空便がリコンファームを必要としているかどうかについては、以後のトラブルを避けるためにも、航空券購入時にあらかじめ各自が航空会社、あるいは旅行代理店に確認しておいたほうがよい。
輪行
一般には自転車を鉄道、船、飛行機などの公共交通機関を用いて運ぶこと (旅行先から自宅まで宅配便で運ぶなどのバリエーションもある) 。サイクリングを行う際、途中の行程を省くことができるので、期間の短縮や特定の目的地のみに限ったサイクリングが可能になる。サイクルトレイン (※) のように、そのまま自転車を持ち込める場合もあるが、多くの場合は自転車の前輪と後輪を外すなどして分解し、輪行袋と呼ばれる専用のケースに入れて自転車を持ち運ぶ。また、JRは無料で輪行を認めているが、私鉄の一部では手荷物として手数料を取ったり、あるいは乗客定員の少ない飛行機などでは混雑時に輪行を断るところがあるなど、対応は公共交通機関各社や個々の交通機関の状況によっても異なってくる。なお、輪行について詳細は自転車旅行のコツを参照。
レイトチェックアウト
ホテル側であらかじめ決めてあるチェックアウト時間 (通常は10:00頃から正午頃まで) を超えた時間にチェックアウトすること。ホテル側が了承すれば可能であり、通常レイトチェックアウトの上限時刻は夕方5時頃までで、宿泊料金の2分の1程度を追加料金として支払う (ただし上限時間や料金などはホテルの繁閑やマネージャーの裁量次第で変わってくることがあり、例えば閑散期などはホテル側のはからいで追加料金を払うことなくレイトチェックアウトを認めてくれる場合がある) 。レイトチェックアウトをうまく利用すると、例えば夜間のフライトなどを利用する場合に体を休めたり、観光の後空港に向かう前に入浴や着替えができたりして便利。
ロストバッゲージ
到着地の空港での荷物 (その多くは搭乗時に預け入れたもの) の紛失のこと。正確にはロストバゲージ (荷物紛失) とディレイド・バッゲージ (荷物遅延) といった異なる2つの概念があるのは「手荷物が届かない・壊れた」に書かれているとおりだが、一般にはこの2つをまとめて「ロストバッゲージ」と言うことが多い (ここでもそれに習った記述としている) 。他の便への誤搬入、経由地での降ろし忘れ、他の旅行者との荷物の取り違え、経由地での預け替え手続きのし忘れなど、ロストバッゲージが生じる原因はいろいろある。ロストバッゲージが生じた場合は、ターンテーブル (※) の近くにある手荷物カウンターで荷物の預け入れ時に航空券裏面に貼付されたクレームタグ (※) を提示して必要書類を作成してもらい (その際荷物の大きさや特徴、宿泊先のホテル名などを聞かれる) 、荷物が出てくるのを待つことになる。航空会社がクレーム・タグの情報をもとに荷物の捜索を行い、見つかれば指定した宿泊先や自宅などに荷物を届けてくれるが、出てくるまでに数日を要することもあり、その間は相当の不便を強いられる (特に行きの便でそのようなことになると悲惨だ) 。また、仮に出てこなかった場合でも、多くの場合、航空会社等の行う補償には一定の限度があるので、心配な人は旅行保険をかけておくとよい。なお、ロストバッゲージを極力失くす方法としては、全ての荷物を機内持ち込みの手荷物 (キャリー・オン (※) 扱い) にしてしまうといった方法が考えられる (当然荷物がそれなりに小さくないとできないが) 。
『ロンリープラネット (Lonely Planet)』
英語圏で最も人気のある旅行ガイドブック。取り扱っているエリアの多さや情報の幅の広さ、正確さなどから、世界で最も信頼のおける旅行ガイドの一つといえる。『地球の歩き方』 (※) とは異なり、こちらは旅行者の投稿記事を載せることはせず、現地在住者か、現地に通暁したスタッフによって直接執筆される。主要な地域は日本語版も出版されているものの、そのほとんどは英語に頼らざるを得ないこと、日本のガイドに比べて全体的に厚く重いことなどなどが日本人旅行者にとってはやや使いづらい点である。また、信頼の置けるガイドといっても旅行ガイドが抱える宿命は同じで、地域によっては改版の頻度がそれほど多くないため、一部情報が陳腐化していることもある。なお、ロンリープラネットについて、詳細はこちらを参照。
[編集] ワ行
ワーキングホリデー (Working Holiday)
2国間の協定に基づき、その国同士の青年 (18歳~25歳、一部30歳まで) が相手国に一定期間滞在し、その国の文化に触れることを目的とした制度。ワーキングホリデーを利用して渡航する人に対してはそれ専用のビザ (※) が発行され、ビザ保有者は1年程度の長期滞在ができる上、その期間の滞在費をある程度賄うため、一定の制限付き (その多くはアルバイト程度) で相手国での就労が認められる。2006年10月現在、日本はオーストラリア、ニュージーランド、韓国、フランス、ドイツ、カナダ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港の11か国とワーキングホリデーの協定を結んでいる。
ワシントン条約
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」のことであり、この条約で規制の対象となっている動植物を海外から持ち込む際には、相手国の輸出許可証や経産省が発行する輸入承認書などが必要になる。また、生きている動植物だけでなく、象牙や漢方薬、剥製、革製品などそれら動植物から作られた産物も規制の対象となり、規制対象品で必要な手続きが取られていないものについては税関で没収となるので注意。なお、通関時の関連手続きとして植物検疫 (※) 及び動物検疫 (※) の項目も参照。
ワンウェイ (One way)
片道 (料金) のこと。航空券などは通常往復で料金が設定されており、片道で買う場合はかなり割高になる。また、そもそも格安航空券 (※) の場合片道で購入することが不可能な場合も多い。
ワンワールド
世界の主要な航空連合 (アライアンス) (※) の一つ。加盟航空会社は、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、イベリア航空、日本航空、ラン航空、マレーヴ・ハンガリー航空、カンタス航空、ロイヤルヨルダン航空及び香港ドラゴン航空。加盟航空会社間でのマイレージサービス (※) や各種エアパス (※) の発行などを行っている。

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